ラグビーワールドカップ [ラグビー]
日本列島を熱狂の渦に包み込み、ラグビーワールドカップが終わった。
9月20日から、11月2日まで私にとってまさに至福の時であった。
このワールドカップを記録として留めておく為に
この記事を書いておくことにする。
えっ、日本で開催だって・・・・
ラグビーワールドカップが日本で開催されると決定した時
正直、戸惑った。
それは、ラグビー文化がないこの国で開催され
かってほどのラグビー人気がない中での開催で、
「観客席が空席だらけだったら、世界に向けて恰好が悪いな」
と、感じていたからだ。
結果的には、その危惧も取り越し苦労に終わったのだが。
ラグビー観戦の楽しみ方を知る
私が、海外でラグビーに触れたのは
91年第2回ワールドカップ・イングランド大会が最初だった。
聖地トゥィッケナムでオープニングゲームの
イングランドvs.ニュージーランド
を見たのだが
敵味方問わず、好プレイに拍手をし点数が入れば同じように
敵味方を問わず拍手。
途中交代で退場する選手にも、温かい拍手をする
こんな見方を知らずに、それまで日本では自分が応援するチームが
勝つことのみを目的として見てきたので
随分と違うものだなと思った。
90年にイギリスの国内オリンピック委員に
「なぜ、サッカーの試合ではフーリガンがいるのに
ラグビー場には、そんなことがないのか?」と聞いた事がある。
返ってきた答えは
「簡単だよそれは、選手も観客も階層が違うからさ」
だった。