シャムロックに乾杯！アイルランド０９夏－４ [アイルランド2009]
ベルファストからレンタカーの旅はじまる
キャブツアーで、シティホールまで送ってもらった。
１時間４０分の所要時間で、３７ポンドの支払いだった。
シティホール
１９０６年に建てられたネオ・ルネッサンス様式の傑作と言われているらしい。
真ん中に立っている碑は、タイタニック号追悼碑だ。
そう、かのタイタニックは、ここベルファストで造られたのだ。
左隣には、無粋な観覧車が立っていた。
景観を損ねるよな、まったく。
OSCAR'S
さあ、ちょうど昼時になってきた。
ランチにしようかな。
適当に歩いてみる。
CAFE VAUDEVILLE
花の使い方が上手いんだよな。
ベルファストで見てきた壁画とは、まるでタッチが違います。
RIRAのたて看板が見えます。
IRA暫定派と袂をわかった、もっとも過激な組織です。
長くなりました。
次回も、デリーの壁画からご紹介します。
シャムロックに乾杯！アイルランド０９夏‐５に続く
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キャブツアーで、シティホールまで送ってもらった。
１時間４０分の所要時間で、３７ポンドの支払いだった。
シティホール
１９０６年に建てられたネオ・ルネッサンス様式の傑作と言われているらしい。
真ん中に立っている碑は、タイタニック号追悼碑だ。
そう、かのタイタニックは、ここベルファストで造られたのだ。
左隣には、無粋な観覧車が立っていた。
景観を損ねるよな、まったく。
OSCAR'S
さあ、ちょうど昼時になってきた。
ランチにしようかな。
適当に歩いてみる。
CAFE VAUDEVILLE
花の使い方が上手いんだよな。
CAMPBELLS
メニューを覗いてみるけど
ハンバーガー、サンドイッチに、ホットドック
今ひとつだなあ。
そうこうするうちに、VICTORIA SQUARE CENTERという大きな
ショッピングセンターが見えてきた。
そうだ、この中で食べようかと入ってみた。
レストランが結構あるのだが
パスタに、ピザ、ハンバーガーにメキシカンねえ・・・・・
どうしようかなと思っていたら、CHINA BUFFET KINGというチャイニーズを発見。
５．９ポンドのビュッフェ飯で、ランチにしました。
おおっ、やってるやってる。
バスカー（街頭で音楽やパフォーマンスをする人）を、この旅ではじめて見たぞ![[手（チョキ）]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/87.gif){kind=small}
宝石屋で微動だにしない女性がいましたよ。
Avisでレンタカーをピックアップして、
これから６日目のダブリンまでの長いレンタカーの旅が始まります。
車は、フォルクスワーゲンのPASSARTという2,000CCのディーゼルでした。
まだ、2,500KMしか走っていないほぼ新車でした。
やっぱりレンタカーは、Avisだね。
２年前は、Budgetで借りて
とんでもないぼろぼろの車が来ましてね、タイヤは磨り減ってホイールから外れそうで
大変な思いをしました。
教訓その１
車は、Avisで借りるべし
この日は、北アイルランド第２の都市デリーへと向かいます。
順調にいけば、２時間ほどで到着する予定です。
途中の村に、綺麗な教会がありましたので
ワンストップ![[カメラ]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/68.gif){kind=small}
マリア様って、日本で言えばお地蔵さんみたいなものなのですかね
あちこちで見かけます。
デリーに向かう幹線道路で
あと、何マイルという道路標識があるのですが
ここに凄いものを見てしまいました。
デリーは、イギリスが支配し、ロンドンデリーと名前を変えさせられたのですが
そのLONDON DERRYと書かれた標識のLONDONの部分が、線で消されている標識
が続いたなと思えば、今度はDERRYの部分に線で消された標識も発見。
根強い対立が残っているようですね。
無事に、デリーのホテルにチェックインし
夕食のレストランの予約も取り、さっそく街へと繰り出します。
この街も、是非ともこの目に焼き付けたいのです。
ボグサイド地区にやってきました。
ここデリーは、BLOODY SUNDAY（血の日曜日事件）が起きた都市です。
１９７２年１月３０日公民権運動のデモ行進中にイギリス陸軍パラシュート部隊が銃撃し
一般市民１４名が死亡する、惨劇があった地なのです。
この壁画は、とても衝撃的でした。
ONE MAN ONE VOTEですって。
と言う事は、選挙権がなかったのかとこの時は思いましたが
日本に戻り調べてみると
プロテスタントに有利な選挙区の設定をし、南側のカトリック２万人地区から８名、
北側のプロテスタント１万人地区から１６名の市議を選出していたようです。
また、雇用においてもプロテスタント中心の雇用をし、カトリックは下働きしかさせない
公営住宅も、プロテスタントに７割、カトリックに３割しか割り当てない
など、ありとあらゆる差別政策を行ったようです。
そこに、アメリカでキング牧師による公民権運動の機運が高まる中
デリーでも公民権運動がおき、イギリス軍による銃撃がおきました。
なんだか物凄いところに来てしまいました。
ベルファストで見てきた壁画とは、まるでタッチが違います。
RIRAのたて看板が見えます。
IRA暫定派と袂をわかった、もっとも過激な組織です。
長くなりました。
次回も、デリーの壁画からご紹介します。
シャムロックに乾杯！アイルランド０９夏‐５に続く
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タイタニックの造られた街なんですね。お店などの町風景が、美しい。
by OMOOMO (2009-08-05 23:17)
なんか、どんどんディープな方に吸い寄せられてる感がありますね。
亡くなった人に吸い寄せられたのかな。。。
by Butch (2009-08-05 23:20)
アイルランドでは、レンタカーはAVISですね。φ(．．；) メモメモ。。。
by CC (2009-08-05 23:41)
すごくリアルな絵ですね。
日本の観光客って八犬伝さんだけじゃないですか？
でも、街はきれいです♪
by kumimin (2009-08-06 00:24)
さすがによく勉強されていますね。
それが本当の旅だと思います。
「マリア様はお地蔵様」には大笑いしてしまいました。なるほどね。
by sig (2009-08-06 08:26)
綺麗な教会・・・と思いましたが
宗教もいろいろ絡むと・・・と。
by デルフィニウム (2009-08-06 09:50)
Cafeや教会・・いい感じですねー。
壁画の雰囲気、地域によって、すごく違いますね・・。
by ikuko (2009-08-06 11:41)
このようなメーセージ色の強い壁画を見ると、平和はこの地域の
住人にとって遠いんだなと思います。
この壁画がいつしかなくなる平和な日が訪れる日はまだ遠いようですね。
by いっぷく (2009-08-06 12:11)
わたしが新婚旅行でロンドンに行った頃はIRAのテロ活動が活発な頃でパブには絶対に行くな爆弾が爆発するぞと脅かされたものです。平気で何度も行っちゃいましたけど（笑）
入ったパブの入り口で一番はじめに目に飛び込んで来たのはWARNINGやCAUTIONの文字とBOMBの文字。いわゆる不審物があったらすぐに知らせろと云う看板でした。ええ、とても美味しくスコッチが頂けました。
by U3 (2009-08-06 19:28)
ふぅ。。。一気に追いつきました(^_^;)j
それにしても、今回のシリーズは結構重いですね。。。
いろいろと考えつつ、読んでおります。
by nekotaro (2009-08-06 22:15)
TO:OMOOMOさん
そうなんです
大きな造船所があるのですよ。
TO:Butchさん
うう～ん
と言うか
こういう史実があったということを
この目に焼き付けておきたかったのです。
TO:CCさん
はい、Avisがいいと思います。
ただねえ、アイルランドのレンタカー会社は空港とダブリン市内
しかないのですよ。
by 八犬伝 (2009-08-06 22:48)
TO:Kumiminさん
はい
日本人とは、５日目のパブと
７日目の観光場所であっただけでした。
TO:sigさん
どうしてこうなったのか
その背景を少しでも知っておきたかったのです。
TO:デルフィニウムさん
そうですね
この北アイルランド紛争は宗教だけじゃないようですよ。
人種的な差別もあったようです。
by 八犬伝 (2009-08-06 22:54)
TO:ikukoさん
そうですね
かなりタッチが違いますね。
デリーでは、圧倒されて声も出ませんでした。
TO:いっぷくさん
そうですね
難しい問題ですね。
グレートブリテン島から移住していった人たちも
もはや、北アイルランドに根付いているわけですので。
by 八犬伝 (2009-08-06 22:58)
TO:U3さん
そうですよね
昔は、ロンドンでも良く爆破されてましたものね。
海外では、何でも自己責任ですね。
いわゆる、大人の対処ですね。
TO:nekotaroさん
すいません。
あと１回、重いのが続きますが
あとは、一気にお気軽路線です(^^ゞ
by 八犬伝 (2009-08-06 23:03)
（遅ればせながらの書き込み失礼します。）
私もアイルランドや東欧行きも検討したのですが、まずはイギリスを回ろう（リバプールへ行きたい）ということでレンタカーを5日間借りました。
アイルランドも一度行ってみたいですね。
by Lionbass (2009-08-06 23:34)
人種と言われてもアジア人から見るとわかりませんね。＾＾；
by デルフィニウム (2009-08-07 20:06)
TO:Lionbassさん
ほぼ１週間違いで
同じような事をされてましたね。
イングランドもカントリーサイドがいいですよね。
TO:デルフィニウムさん
あっ、いやあ
もっと簡単に考えて
先住民族であった、カトリック信者に対し
グレートブリテン島から移住してきたプロテスタントが
支配し差別を行ったと
言う事ですよ。
by 八犬伝 (2009-08-07 22:21)
おぉ、タイタニック誕生の地ですか＾＾
お地蔵様とくるあたり八犬伝さんらしいです^-^
またディープな一画に来てしまいましたね。どうなるんでしょ、この旅は。
by ぽて (2009-08-07 23:15)
TO:ぽてさん
ここでは、本当に言葉を失いましたよ。
凄すぎる。
次回、公開
間もなく！
by 八犬伝 (2009-08-08 13:10)
アイルランドに限らず、世界中で民族や宗教が食ったり食われたりしてるんですよね。
しかし・・・アイルランドにルルドの聖母の顕現像があるとは。
たぶん少女ベルナデットの前に現れた聖母の像･･･ですよね。言われた所を掘ったら泉が湧いたっていう。
by Tabasa (2009-08-08 23:14)
TO:Tabasaさん
そうなんですか
アイルランドは、こてこてのカトリックの国（UKに支配されている北アイルランドを除けば）ですから
昔から、フランスとの繋がりも強かったようですよ。
by 八犬伝 (2009-08-10 11:54)