シャムロックに乾杯!アイルランド09夏-5 [アイルランド2009]
17世紀の城塞都市デリー
さて、デリーの街歩きを再開しましょう。
それにしてもシリーズ5回目で、まだ2日目が終わってない
FREE DERRY CORNER
このフリーデリーという言葉が、抑圧されてきたナショナリストの心意気を象徴するかの
ようで、とても重い言葉に感じます。
銃撃された仲間を助け出す人々
重い壁画が多いのです。
BLOODY SUNDAYで銃撃された14名の壁画です。
とても痛ましいですね。銃を持たない一般市民ですよ。
しかも5人は、背後から射撃されたそうです。
14名の死亡者の他に、13名が負傷したとのことです。
武装したIRAを銃撃したのだと繰り返し主張するイギリス軍。
真相は、闇に葬られたままのようです。
ポールが、緑、白、オレンジのアイルランド共和国色に塗られていました。
そして、この壁画は銃と少女
何だろう?
左下に、何か飾ってあるぞ。
可愛そうに
14歳の若さで銃殺されたのですね。
あまりの物凄さに声も出ずに、ボグサイド地区を後にしました。
でも、本当にこの光景をこの目に焼き付ける事が出来て良かった。
生涯の記憶になると思います。
さあ、街の中心部へと向かいましょう。
ここデリーは、17世紀にプロテスタント入植者によって作られた城壁都市で
美しい街並みの都市です。
さて、城壁を越え中心部へと入ってみましょう。
街の中心地THE DIAMONDには
2回の世界大戦犠牲者の慰霊碑がありました。
THE GUILDHALL
城壁の北側を出た位置には、1890年に建てられたデリー市庁舎があります。
この建物は、1908年の火事、そして1972年の爆弾テロにあった後も修復され
ネオ・ゴシック様式の美しさを保っています。
ギルドホールの斜め向かいには、1839年に建てられた建物が佇んでおり
とても歴史の重みを感じました。
再び、城壁の中に入り
今度は、東側に来てみました。
そうか、城壁に登れるんだ。まだ、大砲が置いてあります。
城壁の上から眺める街並みも、またいいですね。
さあ、そろそろ予約した時間になったな。
HALO PANTRY & GRILL
trip advisorで探し出し、予め評判の良いレストランをピックアップして行き
その日の気分で、毎夜のレストランを毎日決めていきました。
なんせ、アイルランドはガイドブックも
「るるぶワールドガイド」と、悪評高い「地球の歩き方」しか出版されていませんので
情報はすべてと言っていいほど、英語で書かれたWEBから拾い集めました。
このレストランは、デリーでも1・2を争う評価の高い店でした。
さて、何にするかな?
メニューを眺め
TOMATO PASTE SOUP
12OZ SIRLOIN STEAK
にしました。
ステーキを注文する時に、迷ったのですが・・・・
ミディアム・レアで注文してしまい
これが、結果、大失敗
食事の最中、常に顎を使っていないと噛み切れない硬さで出てきてしまったのです。
やっぱりなあ、レアで注文しとけば良かった。海外の焼き方って、硬いのですよ大概が。
教訓 その2
ステーキは、レアで注文すべし
デザートまでしっかりと食べ、ワインも1本空けて
肉の硬さ以外は、サービスも含めとても良いレストランでした。
これが、結果、大失敗
食事の最中、常に顎を使っていないと噛み切れない硬さで出てきてしまったのです。
やっぱりなあ、レアで注文しとけば良かった。海外の焼き方って、硬いのですよ大概が。
教訓 その2
ステーキは、レアで注文すべし
デザートまでしっかりと食べ、ワインも1本空けて
肉の硬さ以外は、サービスも含めとても良いレストランでした。
さきほどのTHE DIAMONODまで戻ってきました。
この時、ほぼ21時なのですが
この明るさです。
さあてと、パブが並んでいるWATERLOO STREETにやってきました。
THE Dungloe Bar
なかなかシックなパブですね。
Peadar O'Donnell's
おおっ、これだ
お目当てのパブに到着しました。
デリーでも一番良い、生演奏を行っているパブだそうです。
店内は、大賑わいです。
ギネスを飲んでいたら、酒の入ったおじさんに
ウエルカム トゥ デリー
と、言われましたよ。そうそう俳句を知ってるって言ってたなあ。
だけどねえ
これが音楽が始まる気配がないのですよ。
この日は、金曜日でしたから
遅いスタートなのかもしれませんね。
22時近くまで待ったのですが
はじまる気配を感じ取れませんでしたので、ホテルに戻りました。
うう~ん、残念でした。
シャムロックに乾杯!アイルランド09夏‐6に続く
よろしかったら、お願いします。
デリーですかいいですね~、ダブリンとはまた違った
印象をうけます!今度はダブリン以外を時間作ってい
ってみたいと思いました!
22時始まらないってかなり遅めのスタートなんですね~
白夜だからかな(笑)
by shin (2009-08-08 21:05)
すごくメッセージ性が強いですね
拝見しているこちらまで 胸にひびいてくるものがありました
若くして命を 断たれてしまった人の無念さは
想像できないくらい悲しいものなのだと。。。
by amane (2009-08-09 00:19)
17世紀が止まったままの城塞の街なのに、血ぬられた歴史が
あるのですね、人間って残酷ですね。
by OMOOMO (2009-08-09 00:46)
以前、新宿のアイリッシュパブで、アイルランドの人に話しかけられたとき、「アイルランドのパブにアジア人の女性が2人で入って飲んでいても危険じゃない?」と聞いたら、「そんなことないよ、歓迎されるよ」と言われたのですが、本当にそんな雰囲気でしたでしょうか?パブで女性の姿みかけました??
by CC (2009-08-09 07:04)
何処の国にも起こりうる事件、少数民族・迫害に
宗教戦争などが・・・歴史・時には繰り返されることも。
by okin-02 (2009-08-09 10:39)
町中から発するメーッセージが伝わってきました。
by よしころん (2009-08-09 11:14)
欧米の人は固いお肉をしっかり噛んで
食べるのが大好きなようですね
東洋人よりアゴが丈夫そう
by MANICAT (2009-08-09 15:41)
こんにちは~^^☆
by りりー (2009-08-09 17:26)
町の美しさに比べて、あまりにも悲しい出来事でしたね。
by sig (2009-08-09 17:30)
ん〜、14歳で、そんな少女までもが、、、>_<
最後のパブの様子にホッとしました。いいアゴの運動になりましたネ。
by ぽて (2009-08-09 19:35)
絶対に忘れない、といった気持ちが強く表れている街ですね。
by GRACE (2009-08-10 07:33)
サッチャー英元首相はここでは魔女呼ばわりされていますね。
強硬路線でしたからね。
紛争も犠牲者もサッチャー時代が一番多かったのでは。
by U3 (2009-08-10 09:59)
TO:shinさん
アイルランドは、どんな小さな村でも
個性的で面白いですよ。
そうですね
夜は遅くから始まりますね。
TO:amaneさん
そうですね
無念だったでしょうね。
罪もないのに。
TO:OMOOMOさん
支配する側と支配される側
非常に複雑な問題が、あるようですよ。
by 八犬伝 (2009-08-10 11:57)
TO:CCさん
パブは、まったく安全ですよ。
それに何より、アイリッシュほどフレンドリーな民族はいないと思います。
スター並みの扱いを受けるかも(^^)v
TO:okin-02さん
そうですね
でも、そんな惨劇をいつまでも繰り返していては
駄目ですね。
TO:よしころんさん
そうなんです
物凄いメッセージが伝わってくる街でした。
by 八犬伝 (2009-08-10 12:00)
TO:MANICATさん
ようこそお運びくださいました。
いやあ、辛かったですよ。
まさに悪戦苦闘でした。
TO:りりーさん
ようこそお運びくださいました。
TO:sigさん
そうですね
歴史と言うのは残酷ですね。
by 八犬伝 (2009-08-10 12:02)
TO:ぽてさん
食べると言う事が
とても困難な作業である事を痛感しました(^^ゞ
TO:GRACEさん
本当に、そうですね。
まあそれだけ、ひどい事をされてきた
その表れだと思います。
TO:U3さん
そうでしょうね。
それに伴い、IRAも一番過激な年代でしたね。
by 八犬伝 (2009-08-10 12:05)
どこの国にも歴史ありですね。
救いなのは、蓋をするのではなく、このような表現ができていることですね。
by Morimo (2009-08-11 19:58)
9時でこんなに明るいの?
すごーい!考えられないー♪
ほんとに悲しい出来事の街だったんですね・・・
(´・ω・`)胸が痛む想いです・・・・
by ロボッコ (2009-08-12 17:48)
TO:Morimoさん
と言うか
いまだ対立が続いている
と言ったほうが、正解のような気がします。
TO:ロボちゃん
そうなのよ
ヨーロッパの夏は、遅いのですよ。
ベルファストと言いデリーと言い
物凄い歴史がありますね。
by 八犬伝 (2009-08-12 21:11)
北アイルランドのことはU2から学びましたが、実際に行ったことはありません。2年前の記事ですが、こんど、じっくり読ませていただきます。(^_^)
by cheese999 (2011-03-12 22:01)
TO:cheese999さん
ようこそお運びくださいました。
北アイルランド問題は、とても重く深いものがありますよ。
by 八犬伝 (2011-03-12 22:35)